【2005/10/1 13:00開演(昼の部)配役】

ローズ・ビベール:保坂知寿

アレックス・ディリンガム:石丸幹二

ジョージ・ディリンガム:村 俊英

ジュリエッタ・トラパーニ:大鳥れい

マルセル・リチャード:喜納兼徳

ジェニー・ディリンガム:紗乃めぐみ

ヒューゴ:鈴木 聡

エリザベス:武 木綿子
【会場/座席】
劇団四季 自由劇場
S1席 1階 11列 19番
【お土産】
アスペクツ・オブ・ラブ パンフレット
【所感】
ああ、とうとう月間四季レポートを落としました、9月。なんでかっつーとですね、「李香蘭」を見に行く予定だった前の週に突然、北海道旅行という体力を奪う計画が入ってしまい、翌週末までに立ち直れず、チケットを無駄にするという所業に相成ったわけです。ぐっすん。野村さんの寄声…おっと、美声を聞きそびれました、がっくり。
そんで、本来なら予定の無い10月にレポートです。神の采配です(笑)四季仲間の同僚が、休出とブッキングしていけなくなってしまったチケットを譲り受けて、いってきました、またまたロイド・ウェバー氏のミュージカル、「アスペクツ・オブ・ラブ」です。
一言でいえば「昼メロミュージカル」です(笑)大人の恋というか、
純愛とエゴイズムが螺旋のようにめぐり、人生を駆け抜けていく、
ハッピーでもアンハッピーでもない、ある意味リアルなラブロマンス。
そして、正直に白状すると、私の趣味の範疇ではない物語でござる…(笑)昼メロとか言ってますが、見ないもん、昼メロ。本当の昼メロがどんなかなんて、知らんです。そんな人間から見た、アスペクツ、ってこんなミュージカル↓
青年アレックス:女優ローズにベタぼれ・思い切り悪し
アレックス叔父ジョージ:女優ローズに一目ぼれ・娘ジェニー溺愛
女優ローズ:アレックスは可愛いけど、ジョージと結婚・アレックスはキープか。
ジョージ愛人ジュリエッタ:ジョージとは気軽な関係・ローズと仲良しになる
ローズ・ジョージの娘ジェニー:13歳でアレックスに一目ぼれモーレツアタック
この5人で、スッタモンダを繰り返し、ジョージの死によって、一応の幕切れとなります。が、「恋はめぐる」というテーマを貫くが為に、観客にその続きを想像で補う余韻を残し、ハッピーエンドは用意されていない。「なにを幸せと感じるか」「どんな恋を望むのか」とか、いろんな恋のカタチを因縁の鎖でつないでみた感じの物語ともいえるかも。…で、こういうのを昼メロ的だと思ってるんですが、間違ってますかねぇ…(笑)ストーリーは終始ラブ路線、そしてローズとジョージの娘が、アレックスに惚れるというところからお気づきかもしれませんが、ストーリー上、17年の月日が流れていくという、なんとも長丁場な人間模様。くるくると入れ替わっていく人間関係と同様に、舞台のシーン切替も、他の舞台に比べるとかなり多いような気が。まるで走馬灯、もしくはぱらぱら漫画(笑)少々、単調ともいえる舞台構成ですが、あまりのめまぐるしさに、厭きてる暇は無かったです。
さて、内容への好みはともかく。配役はなかなか豪華で見ごたえ、聞き応えがありました。アレックスは四季の王子様(笑)、石丸氏。やっぱり、そつの無い演じっぷり、謳いっぷり。石丸さんには「優等生」というイメージが強い私。というか、姫川あゆみだと思ってます(BYガラ仮)そして、ジョージに村氏。都会派のダンディな叔父役は、ファントムよりハマリだと思います。ローズの若さも愚かさも理解してやれる、ナイスダンディー。これで娘を溺愛のあまりにぽっくり逝くんでなかったら、一番かっこよかったのになぁ…(笑)女優ローズは、保坂さん。マンマ・ミーヤ以来でしょうか。さすが、ローズの孤独を根底とする身勝手さ、勝気さを見事に演じていらっしゃいました。愛人ジュリエッタの大鳥さん、娘ジェニーの紗乃さんは初お目見えですが、ベテラン勢に呑まれない、個性のある歌声でした。特に娘ジェニーの紗乃さんの声は可憐でしたよ。(13〜15歳設定に違和感を感じませんでした)
そんな役付きの皆さんのほかに、一人、とっても目についたアンサンブルのお兄さんがおりました。多分、「内田孝志」さん。ジョージの葬儀のシーンで踊りまくる参列者のなか、この人の長い手足(背も高かった)が非常に印象的に脳裏に焼きつきました。動きがとってもキレイだったのですよ。わりとアップテンポなダンスだったにも関わらず、端々でピシッと決めていて、「お?」と思わせる吸引力のあるダンサーさんでした。
と、まぁ、久々のミュージカル(ほぼ2ヶ月ブリですよ)、それなりに楽しめました。次回は11月、ライオンキングです。でもその前に、アレグリア2見てきますよ。今月。そしてそして、12月はクリスマス・イヴにキャッツとファントムをハシゴします。アホと呼ばれようと、12月の寒空の下で猫と怪人と戯れて(注:別に野外ステージではない)2005年の演劇レポートを締めくくる予定です。こうご期待〜。(いや、期待してるのは私ですが)