2006/05/22 Mon

THE DAVINCI CODE ★★★☆☆

ロン・ハワード 監督/ トム・ハンクス 主演

ストーリの流れが単調で、原作を知る人には退屈なのでは。また知らない人にとっては謎解きの連続性・キーワードの関連性が少々掴みにくいのでは、という印象。纏まりは良いけど、サプライズに欠ける、可もなく不可もなしな作品。

久々の鑑賞記録です。だいぶ勘が狂ってますが、ご容赦クダサイ。
原作は一応読んだので、内容を知った上での鑑賞だったという点で、ストーリからうける衝撃というものは無いに等しいです。それに「パッション」を見た時にも思ったのですが、キリスト教圏に住まわない人種にとって、キリストという存在の神聖はドウデモよいので、この小説の本題と言うべき「秘密」は事実であれフィクションであれそれほど驚く話でもない。唯一、興味が持てる点は何かといえば、ダヴィンチが残したとされる「暗号」と歴史の中に沈んだ「真実」の片鱗との符号を垣間見る事にある。小説ではその点についてはそれなりに含蓄があってそこそこ面白かったのですが。映画の方は時間内に全体を纏めるためか、その辺は割とつっこみが浅い。その為、要所要所の「謎解き」はさらっと流されてしまい、結果的に登場人物は単に場面を移動しているだけのような感じで、後半には集中力が薄れてしまった。…っていうか、厭きた…(笑)

キャスト陣のトム・ハンクスやジャン・レノやイアン・マッケラン(ガンダルフ…)はなかなか豪華で堅い配役っつーか、いいオヤジ揃えたな、って感じです。多分、この三人のおかげで一応最期まで居眠りこかずに済んだのでしょう。この映画、日本人的にはこのオッサン達の共演を楽しむ心づもりで見た方が良いかも知れません。そこ以外は原作小説のビジュアル副読本的オマケです(多分)あと、映画はLOVE抜きだったので、セクシーシーンはシラスのヌードで鞭うちが見せ場だった、と考えるとアノ痛いシーンもちょっとだけ笑えます。





にほんブログ村 映画ブログへ



 

Posted at 01:24 | 映画鑑賞記録 | この記事のURL | Clip!! | トラックバック(1)

2005/12/04 Sun

ALWAYS 三丁目の夕日 ★★★★☆

山崎 貴監督/吉岡秀隆・堤真一 主演

戦後のニッポンが取り戻していく平和への活気と、いつの世も変わらずそこにある(あって欲しい)人間の絆が、穏やかにそして豊かに描かれているこの作品は、大晦日にコタツでマッタリと鑑賞したいような。暮れゆくもののノスタルジーの向こうに、迎える未来(現在)が確かに見えるその様は、なんとなく、年の瀬の雰囲気に似ているような気がします。

昭和33年、と云うとどちらかといえば父・母の青春時代。そんな両親は私よりこの映画を先に見てきて、大絶賛。懐かしさ爆発だったらしい(笑)さすがに私にはそんな視点で見る事は出来ないのですが、それでも「昭和」の醸し出す雰囲気に、どこか懐かしさを感じられたのは映画の包容力が抜群だったからでしょう。物語の中のドコにも手抜きを感じられない。これはきっとその時代を知る世代の人々の思い出を裏切らないための誠意でもあるのでしょう。そういうそもそもの舞台作りの点からも、思い入れを感じさせてくれるイイ映画でした。物語そのものは、とても地味であり、意外性もないのです。でも、私たちの日常にだって、そんなものは殆どない。それでも毎日何かに驚いたり、喜んだり、悲しんだりして思い出を紡いでいる。この映画はそういう物語なのですね。
そんな素敵な器のなかで、演じる俳優陣。なんでしょう、彼らもその雰囲気を察知したかのような呼吸の合いが、とっても良かったです。今回も、私は堤氏を見にいったワケなんですが、やっぱりこの方はマルチ俳優さんですよ。今年、いろんな映画でいろんな役をこなされていた訳ですが、どれも「堤真一」という人ではなかったです。この人はご自身の持たれるイメージを買われてキャスティングされるのではなくて、作品が求めている「役柄」を演じられる俳優として起用されているんだろうな、と。それもまた一つの魅力的な個性になるんだな〜と、思いました。それにしても、本当に、今年2005年は堤氏の年でした。


オフィシャルサイト:http://www.always3.jp/



にほんブログ村 映画ブログへ



 

Posted at 00:33 | 映画鑑賞記録 | この記事のURL | Clip!! | トラックバック(2)

2005/11/14 Mon

ライオンキング(7回目)/劇団四季

【2005/11/13 13:00開演(昼の部)配役】

花ラフィキ:金 志賢
花ムファサ:田村雄一
花ザズ:岡崎克哉
花スカー:栗原英雄
花ヤング・シンバ:高畑 翼
花シンバ:李 涛
花ヤング・ナラ:加藤 茜
花ナラ:黒木ますみ
花シェンジ:青木豊美
花バンザイ:大塚 俊
花エド:古野 健
花ティモン:藤川和彦
花プンバァ:イ ムヒョン
花サラビ:康 理愛


【会場/座席】
 劇団四季 春劇場
 S1席 1階 H列 28番

【お土産】
 クッキー
 
【所感】
月刊四季レポート第10弾!は最早四季の定番「ライオンキング」〜。え〜、もう7回目の観劇になりますか、そうですか…(笑)だいぶ、劇場「春」に通い慣れてしまったせいか、お出かけへの緊張感とか全くなくなってしまったのか…今日は、出がけに「サイフを忘れて愉快なサ○エさん」をやらかしてしまいました_|~|○ 新幹線の駅までオカンにサイフを届けて貰い、ギリギリ30秒前にこだまに飛び乗る羽目に。…チケットだけはしっかりバックに入ってたんですけどね?新幹線の切符買えなきゃ、チケットだけあっても意味ね〜っつの〜っっ(T▽T)

そんなアクシデントを乗り越えつつ。今日はライオンキング初見の妹2号とそのお友達を連れて観劇です。今回も1階センターブロック。6列目です。ライオンキングはドコで見てもその躍動感を感じられるのですが、私は極力通路沿いの席を取ります。ナゼって、劇中、そこを俳優さん達が闊歩するからです。今日はその通路席を妹のお友達さんに座って頂きました。で、その反応がいちいち初々しくて私も初心を思い出しましたよ(笑)オープニングはキョロキョロあたりを見回しちゃいますし、ハイエナ軍団が出てきた時は飛び上がって吃驚しちゃったり、2幕目オープニングに飛ぶ鳥、すっごい「ほしぃ〜〜〜ぃ!」って思うんだよね〜(笑)あと、ちゃんと二人に、「ムファサが死んだ後の雌ライオンに気をつけろ」って云っておいたのに、やっぱり吹きだしてたし…~m~) ウププッ つーか、今日のお客さん、あれだけシリアスな空気をモノともせず、素直に笑っちゃってる人多かったな〜(笑)まぁ、アノ雌ライオンの泣きシーンは、わかってても笑っちゃうんですけどね(ある意味お約束的な笑いとして)本当に、あの演出になんの後悔もないのか、ディズニーに聞いてみたい所です。

そうして初心に立ち返るつっこみ所を心新たに見守りつつ、配役陣を吟味吟味vわ〜い、2年ぶりの金ラフィキだ〜vvvこの方の聞かせるオープニング「サークルオブライフ」は最高っす!!もう、無意識に涙ぽろぽろ出てきちゃうんですが。グリザベラといいラフィキといい、魂を揺さぶる歌をこの方は情感深く歌われるので、ホント大好きです。そして田村ムファサ&栗原スカー!!とうとう私好みのオヤジ獅子が揃う舞台にめぐり逢った気持ちです。大体、今までの舞台はどっちかが「ヨカッタ」というカンジだったのですが、今日は。もう、お二人の魅力がぶつかり合うような舞台で。鼻血出るかと思いました(笑)あ、田村ムファサも2年ぶりでした。大人なシンバとナラは前回と同キャストでした。が、今日の黒木ナラはなんかもの凄く荒っぽいっつーか、こぶしが効いてました。この前はそんなカンジしなかったんだけどなー?とっても男前(笑)なのはヨカッタんですが、シンバが霞んじゃって可哀相でした(笑)そしてヤングシンバ。「高畑」シンバって、前回と同じ子役?…と思ったら、名前が違う。前回は「岬」君。今回は「翼」君。…って、もしかして兄弟!?しかも、なんか名前の出所が某アニメっぽい気ガス…(笑)いやいや、元気で可愛かったッスよ。

とか、久々にトックリ長いライオンキングの感想が書けました。いや、ホント、今日の舞台めっちゃヨカッタですわ〜v(カーテンコールもちょっとダケ長かった、そういえば。)来月はイブに猫と怪人の二本立てデスv2005年四季レポートのオオトリ、お楽しみに〜v
 

Posted at 02:02 | 観劇履歴 | この記事のURL | Clip!!

2005/10/23 Sun

まだまだ あぶない刑事 ★★★★☆

鳥井邦男 監督/ 舘ひろし・柴田恭兵 主演

なつかしかった〜(笑)映画としては7年ぶり、テレビシリーズ(もっとあぶない刑事)終了から考えたら16年ぶりって、そりゃ、タカもユージも歳とるワケだ。だのに、あの二人の産み出すコンビネーションは、昨日の事のように思い出せるし、7年ぶりでもおんなじだった!!っていうか、7年ぶりのブランクを全く感じませんでした〜。

私の記憶が正しければ、確か前作ではなんか爆発に巻かれてタカとユージは生死不明で終わったような。映画館には見にいった覚えがないので、テレビ放送とかで見たんだと思いますが、はっきり覚えておりません。で、その行方不明になってた二人が韓国のアンダーカヴァーコップ(ってナニ?笑)として登場し、そこで再び二人の乗ったトラック炎上(笑)炎と共に横浜に帰ってくるのです。どうして7年も行方不明だったのが戻ってくるなり元の部署に配属してもらえるのかという疑問はさておき、土地開発で刷新された港署にはまだ懐かしい面々が重鎮として鎮座しており、二人を快く(?)出迎える。これで役者が揃ったアブデカ。あとはお決まりの大暴走&痛快アクション&コメディ(笑)1時間50分を退屈させることなく画面に釘付けにさせてくれましたし、すっかり自宅でテレビ見てるみたいに、緊張感の欠片も残させてくれない「馴染みの感覚」を呼び覚ましてくれました。いやほんと、私このシリーズ大好きでしたもん。そんな重鎮・大御所に囲まれて、新人刑事とか美人秘書の面々は一生懸命がんばっていたように思えますが、かなしいかな、キャリアの差っていうのか、地に足のついた存在感は歴然としていて、そこだけぽっかり浮遊しちゃっていたような。まぁ、ちょっと事件の真相というかオチ自体がイマイチだったせいもあるかもですが。

とどのつまりはこの映画、ストーリーよりキャストで楽しむ、シリーズファンの為の映画ですよ。オチより、タカとユージ、そして課長になったトオル、相変わらずなカオルの掛け合いでケラケラ笑って楽しむベシ〜。

余談ですが。私はセクシー大下派です。


オフィシャルサイト:http://www.abudeka.jp/
オフィシャルBlog:http://blog.so-net.ne.jp/abudeka/


にほんブログ村 映画ブログへ


 

Posted at 22:45 | 映画鑑賞記録 | この記事のURL | Clip!! | トラックバック(3)

2005/10/23 Sun

ALEGRiA2(2回目)/シルク・ドゥ・ソレイユ

【東京公演 2005/10/15 昼の部】
 11:30 会場  12:30 開演

【会場/座席】
 東京原宿・新ビックトップ
 Dブロック 7列 13番(SS席)

【お土産】
 優良栗饅頭あれぐりあ
 ALEGRiA2東京公演記念DVD

【演目】
〈第一部〉
 ニュー・シンクロ・トラピス(空中ブランコ)
 スーパー・パワー・トラック(X字トランポリン)
 クラウン(ピエロ)
 スラッグ・ワイヤー(超絶綱渡り)★
 ファイアー・デュオ(炎)
 ニュー・ハンドバランシング(バランス)
 スノー・ストーム(マイム)
〈第二部〉
 フライング・マン(空とぶバンジー)
 ニュー・ロシアン・バー(説明できん…)
 クラウン(ピエロ)
 ニュー・コントーション(軟体ツインズ)★
 スーパー・エアリアル・ハイバー(超絶空中プランコ)


【所感】
ほぼ一年ぶり、アレグリア2、2回目鑑賞行って参りました。
東京凱旋公演が決まってすぐ、楽天で先行チケット予約を取ってみたら、1回目と同じDブロック(舞台センターブロック)だった。本当はサイドブロックを密かに期待していたのですが〜。でもまぁ、イイデス。正面から見るのがとっても正統派です。(意味不明)で、前回より更に舞台に近かったので、今回はアーティストさん達のメイク・衣装詳細までバッチリ見えましたvいや、もうステキング。シルク・ドゥ・ソレイユはそのすべてがアーティスティックであるところに、魅力が集約されていると言っていいでしょう。演技然り、衣装然り、舞台装置然り、です。

そして、もう一つが多彩な演目。1回行ったくらいじゃ全部見れないんですよね〜…。で、今回は、1回目には見られなかったスラッグ・ワイヤーとニュー・コントーションのデュオタイプを見る事が出来ました。そして、スラッグ・ワイヤーは。見れてヨカッタ!!コレすごいですよ!言うなれば綱渡りの曲芸なのですが、その綱が。もうタルンタルンにたるんでるので、人が乗っかるのなんてムリ!と思いきや、左右にブランコのように揺れながらも、端然と立ちこなし、しかもその上で逆立ちしたり、一輪車乗ったり、逆立ちで一輪車に乗ったり〜〜〜。すげかったです。しかもそれをこなすのが16歳の少女だとは…。世の中不思議に満ちている。そして不思議と言えばニュー・コントーション・デュオ。これまたちっさな少女二人が、軟体の限りを尽くして、あらゆるアリエナイポージングを魅せてくれるのですが、見てるこっちはもう、どっちがどっちだか(笑)本当は二人は別体じゃなくて、一体なんじゃないの?という不思議加減でした。それ以外の演目も一度見てるのにどれにも釘付け、そして感動。なかでもやっぱりファイアー・デュオはキレイでした。実はちょっと失敗ちゃったんですけどね(笑)それもまた貴重なワンシーンです。最後のエアリアルハイバーは、席が前すぎて、天助を見上げるのが大変苦痛でした…。でも、一瞬でも目が離せないの…。だって、見逃すのもったいないんだもん!!!(笑)おおとりの演目なだけあって、パワフルかつ、ファンタスティックなんですよ。…その演目に入る直前に、後ろの席の人が席を離れていったので、心の中で「ダメじゃん!これがトリだよ!!トイレなんか行ってる場合じゃないよ!!」と叫ぶ私。果たしてその人は、この演目のほんとうに見逃してしまったのか。…だって戻ってきた時、もうカーテンコールだったんだよ〜〜。人ごとなのですが、なんでしょう、非常に惜しい気持ちでした。

自宅に戻ってから、お土産に買ってきたDVDを勢いで鑑賞。買ってきたのは東京公演記念DVDという、限定発売DVDです。舞台シーンはダイジェストのみなのですが、楽屋裏とかアーティストさん達の舞台にかける情熱を垣間見られるドキュメント映像が良いです。しかも、シルク・ドゥ・ソレイユの他の公演のプロモーションも付いてるのですよ!!現在、ラスベガスで大人気の「KA」の映像とか。しかし、コレ見ると、ナニが何でも他のも見てみたくなるという、危険なすり込みDVDなんですけどね…(笑)


オフィシャルサイト:http://www.alegria2.jp/

【QUiDAM感想】
 1回目 → 2004/1/24公演 昼の部
 2回目 → 2004/4/2公演 昼の部
【ALEGRiA2感想】
 1回目→2004/12/4公演 昼の部
  
 

Posted at 22:42 | 観劇履歴 | この記事のURL | Clip!! | コメント(3) | トラックバック(1)

2005/10/11 Tue

七剣-SEVEN SWORDS- ★★★☆☆

徐克監督/ 黎明・甄子丹 主演(私的主観で)

ああ、こういうのが「武侠映画」っていうんだろうな、という、正統派な雰囲気というか。飾らないモノトーンな映像は、そのまま泥臭い人間味を魅せ、地味でありながら何かを残す堅実な演出のようにも思えました。

もともと、私は武侠映画ってやつが好きなので、個人的趣味としてはほぼストライクゾーンな作品でした。っていうか、ツイ・ハーク(徐克)監督のワンチャイシリーズが好きだったんだから、そりゃストライクだろう(笑)でも、ワンチャイのような「遊び」は全くなく、徹頭徹尾シリアス路線。それ故なのか、ちょっと七剣士たちの個々のキャラがあまりくっきりと打ち出されていなかったのが残念。悪役となる風火連城(孫紅雷)達のキャラが濃すぎたのも七剣士の個性埋没の原因かもしれない。しかし、この映画、どうやらシリーズ化するつもりなのか、作中の伏線が未消化でした。よって、七剣士のキャラ立てはまだまだこれからなのかも知れません。今作で、まずは「七剣」をお披露目ってところで。その七剣については、なかなかマニア心をくすぐるバリエーション。これを日本刀でやったら邪道と云われそうだけど、「体術」が基本であり、それを活かす武器としての「剣」であるからこそ、その個性を生かしたアクションが見物であります。

但し、映画のストーリー立ては微妙に曖昧っていうか、細切れ。思うにずいぶん切り捨てられてしまったシーンがあるような。観客が想像と創造を駆使して補わなければならない情感面が多い。それなのに七剣士のキャラが立ってないというのが、かなりネックと思われ、これはかなりマニア向けとなってしまう作品だと云わざるを得ないです。(そんなマニアな一人は私ですが)本作は黒澤明監督の「七人の侍」のオマージュと云われていますが、私はその「七人の侍」を見た事がないので、その辺については語る言葉を持ちません。が、ワンチャイシリーズとは大きくイメージを画した本作の硬派さがそれによるのだとすれば、それは良い方向にインスパイアされていると思います。それから、音楽。ああ、これはシリーズ通して使って、テーマ曲として定着させてもいいんじゃないかなーと思いました。いや、映画がシリーズ化されるなら、なんですけど。多分、今回のこの映画はそれほどヒットしないと思うのね。でも、シリーズとして定着したらコアなファンがつくと思うので、そんなファンのイメージ統一に一役買いそうな、作品にフィットした音楽でしたのよ。…って、あれ、音楽担当って日本人?川井憲次氏って、アヴァロンとかイノセンスの人か〜。

この映画、「七剣下天山」という梁羽生氏の武侠小説を原作としているようです。翻訳本が徳間文庫で出版されているようなので、これはちょっと読んでみたいかも〜と映画みて思いました。…そういって、読んだ本はいくらもないんですけどね(笑)

オフィシャルサイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/sevenswords/



にほんブログ村 映画ブログへ



 

Posted at 00:03 | 映画鑑賞記録 | この記事のURL | Clip!! | トラックバック(1)

2005/10/04 Tue

アスペクツ・オブ・ラブ/劇団四季

【2005/10/1 13:00開演(昼の部)配役】

花ローズ・ビベール:保坂知寿
花アレックス・ディリンガム:石丸幹二
花ジョージ・ディリンガム:村 俊英
花ジュリエッタ・トラパーニ:大鳥れい
花マルセル・リチャード:喜納兼徳
花ジェニー・ディリンガム:紗乃めぐみ
花ヒューゴ:鈴木 聡
花エリザベス:武 木綿子

【会場/座席】
 劇団四季 自由劇場
 S1席 1階 11列 19番

【お土産】
 アスペクツ・オブ・ラブ パンフレット

 
【所感】
ああ、とうとう月間四季レポートを落としました、9月。なんでかっつーとですね、「李香蘭」を見に行く予定だった前の週に突然、北海道旅行という体力を奪う計画が入ってしまい、翌週末までに立ち直れず、チケットを無駄にするという所業に相成ったわけです。ぐっすん。野村さんの寄声…おっと、美声を聞きそびれました、がっくり。
そんで、本来なら予定の無い10月にレポートです。神の采配です(笑)四季仲間の同僚が、休出とブッキングしていけなくなってしまったチケットを譲り受けて、いってきました、またまたロイド・ウェバー氏のミュージカル、「アスペクツ・オブ・ラブ」です。

一言でいえば「昼メロミュージカル」です(笑)大人の恋というか、
純愛とエゴイズムが螺旋のようにめぐり、人生を駆け抜けていく、
ハッピーでもアンハッピーでもない、ある意味リアルなラブロマンス。

そして、正直に白状すると、私の趣味の範疇ではない物語でござる…(笑)昼メロとか言ってますが、見ないもん、昼メロ。本当の昼メロがどんなかなんて、知らんです。そんな人間から見た、アスペクツ、ってこんなミュージカル↓

青年アレックス:女優ローズにベタぼれ・思い切り悪し
アレックス叔父ジョージ:女優ローズに一目ぼれ・娘ジェニー溺愛
女優ローズ:アレックスは可愛いけど、ジョージと結婚・アレックスはキープか。
ジョージ愛人ジュリエッタ:ジョージとは気軽な関係・ローズと仲良しになる
ローズ・ジョージの娘ジェニー:13歳でアレックスに一目ぼれモーレツアタック

この5人で、スッタモンダを繰り返し、ジョージの死によって、一応の幕切れとなります。が、「恋はめぐる」というテーマを貫くが為に、観客にその続きを想像で補う余韻を残し、ハッピーエンドは用意されていない。「なにを幸せと感じるか」「どんな恋を望むのか」とか、いろんな恋のカタチを因縁の鎖でつないでみた感じの物語ともいえるかも。…で、こういうのを昼メロ的だと思ってるんですが、間違ってますかねぇ…(笑)ストーリーは終始ラブ路線、そしてローズとジョージの娘が、アレックスに惚れるというところからお気づきかもしれませんが、ストーリー上、17年の月日が流れていくという、なんとも長丁場な人間模様。くるくると入れ替わっていく人間関係と同様に、舞台のシーン切替も、他の舞台に比べるとかなり多いような気が。まるで走馬灯、もしくはぱらぱら漫画(笑)少々、単調ともいえる舞台構成ですが、あまりのめまぐるしさに、厭きてる暇は無かったです。

さて、内容への好みはともかく。配役はなかなか豪華で見ごたえ、聞き応えがありました。アレックスは四季の王子様(笑)、石丸氏。やっぱり、そつの無い演じっぷり、謳いっぷり。石丸さんには「優等生」というイメージが強い私。というか、姫川あゆみだと思ってます(BYガラ仮)そして、ジョージに村氏。都会派のダンディな叔父役は、ファントムよりハマリだと思います。ローズの若さも愚かさも理解してやれる、ナイスダンディー。これで娘を溺愛のあまりにぽっくり逝くんでなかったら、一番かっこよかったのになぁ…(笑)女優ローズは、保坂さん。マンマ・ミーヤ以来でしょうか。さすが、ローズの孤独を根底とする身勝手さ、勝気さを見事に演じていらっしゃいました。愛人ジュリエッタの大鳥さん、娘ジェニーの紗乃さんは初お目見えですが、ベテラン勢に呑まれない、個性のある歌声でした。特に娘ジェニーの紗乃さんの声は可憐でしたよ。(13〜15歳設定に違和感を感じませんでした)
そんな役付きの皆さんのほかに、一人、とっても目についたアンサンブルのお兄さんがおりました。多分、「内田孝志」さん。ジョージの葬儀のシーンで踊りまくる参列者のなか、この人の長い手足(背も高かった)が非常に印象的に脳裏に焼きつきました。動きがとってもキレイだったのですよ。わりとアップテンポなダンスだったにも関わらず、端々でピシッと決めていて、「お?」と思わせる吸引力のあるダンサーさんでした。

と、まぁ、久々のミュージカル(ほぼ2ヶ月ブリですよ)、それなりに楽しめました。次回は11月、ライオンキングです。でもその前に、アレグリア2見てきますよ。今月。そしてそして、12月はクリスマス・イヴにキャッツとファントムをハシゴします。アホと呼ばれようと、12月の寒空の下で猫と怪人と戯れて(注:別に野外ステージではない)2005年の演劇レポートを締めくくる予定です。こうご期待〜。(いや、期待してるのは私ですが)
 

Posted at 07:14 | 観劇履歴 | この記事のURL | Clip!!

2005/09/29 Thu

忍-SHINOBI- ★★☆☆☆

監督/ 仲間由紀恵・オダギリジョー主演

弦之介と朧のラブに焦点当てたのが間違いの元では…。ストイックさを追求するあまり映像美が空回り。そんな中に挿入された忍術対決シーンで闘って死んでく忍が偲びないとはこれいかに。

山田風太郎氏の原作小説「甲賀忍法帖」は読んでないのですが、その小説を原作にしたせがわまさき氏の漫画「バジリスク」(全5巻)は読んでいて、実際かなりお気に入り作品としてワタシ的お気に入りランキング上位作品なのですよ。で、そういうモノは変に期待してしまうとアレなので、映画は別物、デザートは別腹、って気持ちでちゃんと臨んだんですが。原作がどうとかいう以前に、朧(仲間由紀恵)と弦之介(オダギリジョー)の間のドコにも悲恋っつー感情を見いだせず、本当なら大柱となるハズの恋愛モード不在に屋台骨滅茶苦茶やなー、ってカンジですよ。なんだあの「一目会ったその日から、恋の花咲く事もある」みたいな一行で済まそうとする出会いは。そこから残りの全てを和製ロミジュリ仕立てでひっぱっても、観客の感情がついて行けるかってーの。そんな訳で恋愛モード部分は見ないふりして忍術対決とかを純粋に楽しもうとするのですが、面白みのあるシーンはチョロットだけだし、あんまり忍の忍たる矜持というものも伝わってこなかったかな。薬師寺天膳(椎名桔平)あたりにはもっとギトギトしたあざとさが欲しかったです。室賀豹馬(升毅)なんか、あまりにも気の毒な死に様です。かれの特技、なんだったのかワカンナカッタヨ…(まさか、占い…だけ?)エンディングに関しては、ソレも一つの選択肢としてある程度容認出来ますが、素朴な疑問としてつぶした眼球があんなにキレイに再生するのか疑問です(笑)

俳優陣ですが、私、オダギリジョーは好みでないので別に不満とか云うワケじゃないのですが、衣装、似合ってないだろう、ソレ、と演技以前にアレなカンジ(意味不明)しかも、なんでソフトモヒカンなんだよ。とか。演技なんか期待してないけど、ビジュアルすらも受け付けないとは大誤算でした。あと、朧に仲間由紀恵、ちょっと年齢的にどうなんだ、という気もしないでもないが、ビジュアルは美しくて良かったです。ただ、弦之介を刺しに行く時のドタ足はとても岩場を華麗に飛びすさった人と同一人物とは思えません(笑)

久々に、褒めどころのない映画。忍者映画とは相性悪いのも思い出しましたわ〜。

オフィシャルサイト:http://www.shinobi-movie.com/index2.html



にほんブログ村 映画ブログへ



 

Posted at 01:02 | 映画鑑賞記録 | この記事のURL | Clip!! | コメント(4) | トラックバック(5)

2005/09/29 Thu

チャーリーとチョコレート工場 ★★★★☆

ティム・バートン 監督/ ジョニー・ディップ 主演

ファンタスティックなブラックユーモアが散りばめられた、「正統派」な童話の世界。清く貧しくあたたかい家庭で育った少年が、棚ぼたな幸せを手に入れる王道ストーリーでも全然イヤミを感じないのは、チャーリー少年の素朴な笑顔につられて微笑んじゃうから、かな〜。

ロアルド・ダール原作の「チョコレート工場の秘密」は、多分、読んだ事がない。(多分、っていうのは、子供の頃の記憶に自信がないから…笑)けれども、映画から十二分に原作の魅力が見て取れる、そんな気がした本作。なんつーか、子供心を掴みつつえぐるようなひねりのきいたボディーブローを感じます(なんだそりゃ)揚げ足をとりに行くようなひねた心根を寄せ付けない純粋さに、素直に歌って笑って胸焼けして、夢のチョコレート工場の存在を自分の世界にも構築したい。

さて、この映画、キャラクターもいちいちインパクト強くて楽しい。ジョニー・ディップは云うに及ばずですが、云わせて頂ければ(ヲイ)、やっぱ彼の肌は白く塗ったり黒く塗ったりしてナンボ、異端児キャラ張らせてナンボ、という事実を確信(笑)海賊に続いて、工場長のジョニーもDVDで永久保存したい所存。そして、チャーリー少年ことフレディー・ハイモア少年。私が見れなかった「ネバーランド」でもジョニーと共演していたとか。この少年、あんまり美少年って感じしないんだけど、妙にほほえましい気分を誘発させる立ち居振る舞いで、ちゃんと主役少年としての軸を担っていましたね。あと、どうでもいいんですが、ガム少女のオカン役のミッシー・パイルさんのアリエナイ角度の眉に釘付けになりました。でもですね、なんと言ってもこの映画の真の主役は彼ですよね。『ウンパ・ルンパ』こと、ディープ・ロイ氏!!!多分、この人の撮影が一番大変だったんじゃないかと。一人あたりのカット数、半端じゃなかったんじゃないかと。その甲斐あって、一番心臓に近いところにその存在感が刻まれましたよ。ナニアノ面白すぎな歌と踊り、もう一回見てぇ!と思わせます。そして、めざましテレビの大塚さんに似すぎです。

そして、洋画が超久しぶりだと云う事に、感想書いてる今気づきました。ここんところ、邦画ばっかりだったのね。それでさらに新鮮に思えたのかもナー。



オフィシャルサイト:http://charlie-chocolate.warnerbros.jp/



にほんブログ村 映画ブログへ

 

Posted at 00:02 | 映画鑑賞記録 | この記事のURL | Clip!! | トラックバック(5)

2005/09/07 Wed

容疑者室井慎次 ★★★☆☆

君塚良一 監督/柳葉敏郎 主演

耐える男「室井」というキャラクターを存分にいじめ尽くす、タコ殴り映画(笑)「踊るシリーズ」の中に端然としてある「階級社会の暗部」をえぐる、シリアスでシニカルな仕上がりのスピンオフ作品。私的には十分面白かったんですが、踊るファン層以外のお客に受け入れられるかは少々疑問〜。

「交渉人真下正義」に続く「踊るシリーズ」サイドストーリとして、スポットがあたったのはギバちゃん演じる室井管理官。寡黙で朴訥で頑固一徹なキャラクターゆえに、シリーズ中もっとも台詞が少ない主役であることは間違いない。しかし、台詞が少なくても主人公として、事件に踊らされる周囲の面々をしっかりつなぎとめる「楔(くさび)」的役割をきちんと担っている。これは構成・脚本の勝利かな〜と。

また、キャリア組の泥試合が核となっている点で、今回は現場サイドが舞台であった今までのシリーズとはずいぶん毛色が違い、大人な雰囲気でもある。権力とコネと知性の闘いに勝ってこそ、キャリアの道は開けるという白黒つかない灰色な世界を醸している。

そんな中、もっともダークだったのが子どものまま大人になっちゃった胸がムカつくほどの「newタイプ悪徳弁護士」灰原を八嶋氏が好演。彼のその存在感が、最後の「罪悪感のかけらもない子ども」の隠蓑となりその姿が露呈した瞬間、実はなんの何の力も持てない大人達の無力感を一気に引き出していたのでは。

あと、ジンときちゃったあの台詞。

「和久さんも心配しています」

よくぞその一言を入れてくれました。そうだよ、和久さんは見守ってくれているのだよ! とか、長さんフォーエバーな気持ちを製作サイドと観客サイドが確かめあった瞬間だと思いました。
(ああ、目頭が熱くなるゼ)



にほんブログ村 映画ブログへ

 

Posted at 09:15 | 映画鑑賞記録 | この記事のURL | Clip!! | トラックバック(3)

 
BLOG Lanking

にほんブログ村 ポータルブログへ

BlogList

BlogPeople

QRコード

携帯向けトップページ